岡山市では各小学校区・地区の安全・安心ネットワークの活動分野の内、保健福祉分野の活動を推進するため、「安全・安心見守り・声かけ推進事業」を実施しています。
安全・安心ネットワーク等が地域の単身高齢者等の見守り・声かけ活動(高齢者のみの世帯や障害者のみの世帯等に対し、各学区・地区における活動団体が各家庭を訪問し、安否確認等を行うこと)を実施するにあたって、各種支援を行います。
実施団体が声かけ見守りの活動をしていくに当たっては、実際に支援を行う人の家を訪問するだけでなく、年間の計画を立てたり、どうすれば活動が更に良くなるかについての検証が必要になります。具体的には、事業実施団体に対して次の(1)から(4)の支援を行います。
見守り・声かけ推進事業実施地区が策定する事業計画書の作成の補助
(2)運営業務
ア.準備会議の運営支援を行う。
イ.見守り・声かけ推進事業実施地区に担当員を派遣し、事業計画書に基づき円滑に事業を遂行されるようにノウハウを提供するとともに、連絡調整・助言・指導等を行う。
ウ.見守り・声かけ推進事業実施地区において、幅広く事業の啓発活動及びフォローアップ活動に努め、地区内の対象者拡大を図る。
(3)見守り・声かけ推進事業実施地区の活動に必要な次の物品等を準備する。
ア あんしんカプセルおかやま
イ あんしんカード
ウ 会議資料等
エ その他、見守り・声かけ推進事業実施地区の活動に必要な物品等
(4)業務報告関係
見守り・声かけ推進事業実施地区の実施結果報告の作成の補助を行う。
見守り・声かけ推進事業の支援の一環として、「あんしんカプセルおかやま」を配布しています。
一人暮らしの高齢者の方などの安全・安心を確保するため、かかりつけ医や既往症などの医療情報をカプセルに入れ、自宅の冷蔵庫に保管しておくことで、万が一の救急時のために準備しておくものです。
ご本人様が病気やケガで倒れて、会話が出来ない状態になっていても、救急隊員や第一発見者がカプセルの情報を確認し、医療機関へ引き継いだり、緊急連絡先にある親族等との連絡がスムーズに行えます。
○ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯等で、生活に不安を感じている方。
○原則として地域のボランティアが定期的に見守りに来ること(訪問)に同意できる方。
○「あんしんカード」
住所氏名・緊急連絡先・現在と過去の病気・かかりつけ医・服用している薬など記入
○その他に入れておくと安心なもの(一例)
診察券(写し)・普段服用している薬の説明書・健康保険証・後期高齢者医療被保険者証(写し)
(1)あんしんカードに緊急連絡先等、必要な事柄を記入します。
(2)カプセルにあんしんカード等を入れ、冷蔵庫の中に入れます。
(3)カプセルを入れた冷蔵庫には、カプセルが入っている事が分かるようにシールを貼ります。
(4)玄関のウラ等、オモテから見えない場所にもシールを貼ります。
あんしんカプセルは、各地域の安全・安心ネットワークの活動として配布されています。地域によって、配布の対象者やカプセルの中の安心カードが異なります。そのため、カプセルだけほしいというのではなく、地域の方の見守りや声かけのための訪問とセットである事にご留意ください。
また、本事業は岡山市から社会福祉法人岡山市社会福祉協議会に委託して行われています。
カプセルがほしいという方は、お住いの地域の社会福祉協議会の事務所(市内6か所)にお問い合わせください。
岡山市社会福祉協議会の各区事務所・分室
https://www.okayamashi-shakyo.or.jp/about/area_offce/別ウィンドウで開く
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: (市民活動担当)086-803-1061 (地域コミュニティ担当)086-803-1560 ファクス: 086-803-1872