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岡山市宍甘にある。県指定の文化財である。旧山陽道に近接する往来神社の南側参道に立つ凝灰岩(豊島石)製の明神鳥居である。総高276cm、柱の直径は基部で37cm、柱間は216cm、貫の部分では194cmである。
島木と笠木は一石でできており、左右の端は真反りをみせ、両端を垂直に切っている。向かって右側の柱には「延徳二年(1490)庚戌閏八月吉日」、左側の柱には「大願主当村七郎兵衛」の銘文がある。造立年代のわかる豊島石製の鳥居としては、県下で最も古い。
なお、往来神社境内には古墳が数基あり、鎌倉時代の土器も多く散布している。 |
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