当社は、1967年に個人事業の河野工務店として創業し、2年後に法人化、1973年に現在の河野建設株式会社に社名変更し、岡山県内を中心に民間、公共の建設施工管理業務を展開しています。コンセプトには「地域の中に生きる建物をつくる」を掲げ、お客様の思いを形にするとともに、地域の中で人々の暮らしに寄り添う建築物をつくることを目指しています。土木部門では、新しい技術と長年培った経験を活かした環境整備で、地域社会に貢献できるよう取り組んでいます。2022年には創業55周年の節目を迎えることができました。
取扱業務の7割から8割を公共部門が占め、岡山駅前広場の工事では、一般車の降車場や駐車場の整備に携わりました。そのほか、市営住宅の改修工事、高速道路サービスエリア内の店舗改修などさまざまな施工実績があります。民間部門では、社屋や物流倉庫の新築から、一般住宅まで広く手掛けています。
【写真:建築部の久保田さん】
建設事業で生じる産業廃棄物や建設機械、運搬車両などが地球環境に影響を与えていることを真摯に受け止めて、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得し、「産業廃棄物の発生抑制と再使用及び再利用」「騒音・粉塵等の発生抑制」「省エネルギー省資源」「協力会社への周知」に努めています。毎月の安全衛生協議会内でも分別など環境に配慮した活動の徹底を呼び掛けており、産業廃棄物の分別処理では、協力業者と密に連携し、コンクリートやアスファルト、廃プラスチック、木くず、紙くずなどを適正なリサイクルを推進しています。再生砕石などは、道路や建築物の基礎部分に敷き詰める砕石に活用しています。重機は、排気ガスを抑えられ、低燃費で低騒音の環境に配慮したものを積極的に使用しています。
また、各現場に設置する仮設事務所は、電源が取れない際にソーラー式の発電システムと蓄電池を設置し、LED照明や省エネエアコンなどの導入ですべての電気を賄えることを目指しています。
【写真:環境配慮型重機】
ペーパーレス化を推進しています。2、3年前からは、現場ごとに結ぶ産業廃棄物の適正処分を証明するマニュフェストを電子化しました。現場では、施工管理から顧客管理、営業管理、原価管理までを一元管理するクラウド型建設プロジェクト管理サービスを導入し、案件の進捗管理から提案書、見積までをウェブで完結できるようにしています。
【写真:工事現場でタブレットを使用】
従業員の意識も変わり始めており、事務所内でもごみの分別が徹底されはじめたほか、リース品や購入品などもロスが出ないよう適正数を手配するよう心掛けるようになりました。そのほか、岡山市が実施する一斉ライトダウンキャンペーンにも参加するほか、現場周辺の清掃活動にも力を入れ、地域住民にも環境意識を持ってもらえるよう努めています。
【写真:分別作業】
ショベルカーなどで電気駆動重機の導入を検討しています。現在、情報収集しており、協力会社と体制づくりに向け協議を進めます。また、建物が必要とするエネルギーに対して省エネと創エネの合計が上回っているエネルギー消費量をゼロにした「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)」なども今後展開したいと考えています。
昨年3月には、社員の健康促進とワークライフバランスの実現のためスポーツジムと法人契約を結びました。これからも、働きやすい職場環境も追求し、お客様のため、地域のために挑戦を続け、成長を目指す人材の集合体となれるよう取り組みます。
称号 | 河野建設株式会社 |
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所在地 | 岡山市南区福富東1丁目6-19 |
設立 | 昭和44年2月 |
代表者 | 代表取締役 河野 初仁 |
事業内容 | 総合建設業 |
所在地: 〒700-8554 岡山市北区大供一丁目2番3号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1282 ファクス: 086-803-1423