岡山市は、岡山シーガルズ(SVリーグ)、トライフープ岡山(Bリーグ)、岡山リベッツ(Tリーグ)、ファジアーノ岡山(Jリーグ)の4つのトップチームのホームタウンとなっており、複数競技のトップチームを有する全国でも特筆すべき都市です。
しかし、トップチーム(SVリーグ、Bリーグ)が上位リーグで活動するために必要なホームアリーナ基準の見直しにより、このままではトップチームが岡山で試合ができなくなるという状況に直面しています。
そういった状況の中、令和3年12月に岡山県経済団体連絡協議会と岡山商工会議所から公設民営、独立採算を前提としたアリーナ建設に向けた提言書が岡山市へ提出され、検討が始まりました。
スポーツなどを「する」ことを目的とした体育館と異なり、アリーナは、スポーツやコンサートなどの様々なイベントを「観る、魅せる」ことに特化した施設です。具体的なイメージについては、以下の他都市事例をご覧ください。
※各施設ホームページへ移動します。
岡山市が整備を検討しているアリーナは、最大収容者数1万人(コンサート時7,000から8,000席)を予定しており、この規模の施設はこれまで岡山にはありませんでした。
このアリーナが整備されることによって、わたしたちの街に以下のようなさまざまな効果が期待されます。
○これまで岡山では見られなかった規模のスポーツイベント、コンサート、大規模展示会などを開催できる
※国際大会規模のスポーツイベントや、アリーナツアーレベルのコンサートの誘致が可能になります
○人々の交流が活発になる
○市内外に広く様々な効果をもたらすだけでなく、とりわけ若い世代に夢を与え、岡山への誇りや愛着を生み出す
○北長瀬未来ふれあい総合公園との連携による防災機能の強化を図ることができる
⇒20年間での2,800億円を超える経済波及効果が見込まれています!!
スポーツ利用イメージ
展示会利用イメージ
令和3年12月に経済界からの提言を受け、令和4年度に岡山市で必要性などを調査するため、基礎調査を行いました。その結果、既存のアリーナだけでは量的に不足しており、都市機能が一定程度集積し、利便性が高い地域への新アリーナの整備が求められるというものでした。
令和5年1月には経済界からアリーナ整備をより前進させてほしいとの強い要請があり、岡山市では令和5年度に具体的な課題や条件を整理し実現可能な新アリーナの姿を描くため、基本計画を策定することとし、トップスポーツチームのレギュレーションを満たす5,000席を基本として検討しました。
令和6年度は、議会や経済関係団体等から、独立採算での運営や都市格、都市間競争の観点で施設規模についてさまざまなご意見をいただき、追加調査を実施しました。
この追加調査で、複数の関係事業者へのヒアリングを実施した結果、最大収容者数を1万人規模、コンサート利用時7,000席から8,000席が収支面で最も最適との回答を得たことから、この規模をベースに検討をしているところです。
また、令和6年度は岡山商工会議所、学識経験者、地元トップスポーツチーム等と共に、今後のアリーナ整備の方向性を検討するためのアリーナ整備検討会議を設置し、具体的な議論を重ね、また、アリーナ整備に関する市民アンケートを実施し、市民の皆様の意識を把握するとともに、アリーナ整備事業についての周知を図りました。
岡山市は、アリーナが岡山市民、そして岡山県民にとって、とりわけ若い世代が感動を分かち合い、そして岡山への誇り、愛着を育む場所として必要なものとして、経済界や地元トップチーム、そして市民の皆様と共に検討を進めていきたいと考えています。
最大収容者数 1万人(スポーツ時5,000席以上 コンサート時7,000から8,000席)
約275億円から280億円
※国庫補助金や寄附金等の活用を想定しています。
岡山市北区野田4丁目付近
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スポーツ支援やアリーナ整備を通じ、岡山市が活力あふれる豊かなまちづくりを進めていることを紹介しています。
ぜひご覧ください。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1320 / 086-803-1614 / 086-803-1615 / 086-803-1616 / 086-803-1617 ファクス: 086-803-1768