源氏物語は、平安時代の中頃に紫式部が創作した全54巻に渡る超大作小説。光源氏を通して、貴族社会での、恋愛、栄光と没落、政治的欲望、権力闘争など、光源氏とその一族の様々な人生を70年にわたって描いた大河小説です。
この講座を機会に、光源氏と共に宮廷での人間模様に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
初学者の方も大歓迎!是非、ご参加お待ちしております!
第1回 5月17日(土曜日)13時30分~15時30分
明石の君 Part 1
光源氏が須磨から明石へ流離の身となっている時に出逢った。父は光源氏の母桐壺更衣の従兄弟にあたる明石の入道、母は明石尼君。入道の手引きで逢瀬を重ね、光源氏の一人娘(のちの明石の中宮)を産んだことにより、紫の上、花散里に次ぐ地位を得る。生真面目で我慢強い女性。
第2回 6月21日(土曜日)13時30分~15時30分
朧月夜
桐壺帝の右大臣の六番目の娘で、弘徽殿女御の妹という高貴な生まれ。朱雀帝に入内することになっていながら、光源氏との密会が発覚したことで、弘徽殿大后の逆鱗にふれ、光源氏は、須磨、明石へ流離の身となる。その後、朱雀帝の寵愛を受けながらも、内心は光源氏を愛し続け、帝の正妻でなく女官の最高位・尚侍として朱雀帝に仕える。
第3回 7月19日(土曜日)13時30分~15時30分
玉鬘
頭中将と夕顔の間に生まれた娘。母夕顔は頭中将の正妻に脅され姿を隠していた時に光源氏と出逢い、逢瀬の途中に不慮の死を遂げる。玉鬘は乳母に連れられて九州へ流れ、美しく成人し上洛して、光源氏に引き取られる。その美しさが宮中の評判となり、多くの求婚者があったが最終的には、鬚黒の大将と結婚した。
先着35名 (3日とも参加できる方)
北川 久美子 (岡山県立和気閑谷高等学校・備前緑陽高等学校 非常勤講師)
無料
直接来館 or お電話
※昨年度受講された方で「源氏物語入門」の冊子・資料(本文編、資料編)をお持ちの方はご持参願います。
源氏物語は面白い チラシ
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